なぜドイツばかり? バスケ、バレー、ホッケー、ハンド…パリ五輪で日本に立ちはだかる「ベルリンの壁」
こんな組み合わせにしたのはどこのどいつだ?
パリ五輪の団体競技がなぜかドイツとばかり対戦。すべて敗れるという珍事が起きている。
27日のバスケット男子、バレーボール男子は、ともに1次リーグ初戦でドイツと対戦。ともに完敗した。
バスケのドイツは世界ランク3位で、ワールドカップを制した優勝候補。同26位の日本が77対97の20点差で敗れたのは、下馬評通りだが、バレーボールのドイツは世界ランク11位で、同2位の日本からすれば格下の相手。日本は歴代最強との呼び声が高いにもかかわらず、フルセットの末、2-3で敗れ、ガッカリしたファンも多かったに違いない。
さらに、28日にホッケー女子(世界ランク10位)が予選リーグ初戦でドイツ(同1位)に0-2で敗れ、昨29日はハンドボール男子の「彗星ジャパン」が、優勝候補のドイツに26-37と完敗である。
組み合わせの妙というしかないが、組み分けに大きく影響する一つが世界ランキングだ。