プロスカウトが肝を冷やした健大高崎2年生エースの「酷暑の150キロ連発」…心配な今後のフル回転
「2年生の佐藤は靱帯再建術のトミー・ジョン手術を行う可能性がある。1年秋の県大会、関東大会に加え、センバツでもフル回転。夏の群馬予選の後に肘が悲鳴を上げた。173センチと小柄だけに、体への負担も大きかったのでしょう。石垣も177センチ、70キロと投手としては必ずしも大柄な方ではない。高校1年春に最速145キロ前後だったストレートは、1年間で10キロ近く伸びた。筋肉や骨格の成長を凌駕する球速アップは、肩肘への負担増に繋がる。まして今夏は例年以上の酷暑で消耗度は高くなる。このまま3年夏までエースとしてフル回転するとなると、肩肘が悲鳴を上げないか、心配ではあります」
とは、西日本の球団スカウトだ。