28年ロス五輪でも「疑惑の判定」連発確定か…32年ぶり自国開催の米国はあらゆる手段を講じてくる
日本勢によるメダルラッシュに沸いたパリ五輪だが、一方で疑惑の判定に泣いた選手も少なくなかった。
柔道男子60キロ級の永山竜樹(28)が準々決勝のフランシスコ・ガルリゴス(スペイン)戦で、主審が「待て」を命じたにもかかわらず、相手が絞め技を解かずに失神。本来なら無効だが、審判は永山の一本負けを宣告した。鈴木桂治監督の猛抗議も受け入れられなかった。
男子バスケットボール1次リーグのフランス戦も騒動になった。日本が4点リードで迎えた残り10秒。相手の3点シュートをブロックに行ったPG河村勇輝(23)が微妙な判定でファウルを取られた。フリースローも沈められて一気に同点に追いつかれると、結局、延長戦の末、歴史的勝利を逃した。「河村のプレーはフランス選手に触れていなかった」という指摘もあり、レフェリーによる地元フランスへの忖度ともっぱらだった。
サッカー女子のなでしこジャパンはナイジェリアとの1次リーグ最終戦で、相手の反則で得たPKをビデオ判定の結果、取り消されるなど、日本勢だけでも判定に泣かされるケースが多々あった。