全英女子オープン西郷真央が狙う“師匠越え”、首位に5打差5位「気を引き締めて頑張りたい」
【全英女子オープン】第2日
西郷真央(22)が踏ん張っている。
初日は5バーディー、1ダブルボギーの69で回り、首位と2打差の3アンダー4位で発進。この日は4バーディー、4ボギーの72で回り、通算3アンダー5位と、首位のネリー・コルダ(米国)とは5打差につけている。
「前半はすごくいいプレーができて、スコアも伸ばせていたが、後半から風が吹いてきて、そこからなかなか、距離感だったりショートパットが決めきれなかった。少し悔しい後半だった。残り2日間は、ティーグラウンドも前に出ていた所が後ろに下がる可能性もある。風の影響次第では、簡単になっていたホールが難しくなってくると思う。気を引き締めて頑張りたい」
こう言った西郷は今季、米女子ツアー1年目でベスト10入り4回。先月のCPKC女子オープンでは、3日目に61と大爆発。2打差で優勝を逃すも、同ツアー自己ベストの2位で大きな自信を得た。現在、CMEグローブのポイントランク22位。ルーキー・オブ・ザ・イヤーの争いではトップに立っている。同2位のG・ラッフルズ(24)は、通算13オーバーで予選落ちした。ここで優勝争いに食い込めば、「新人賞」に大きく近づくことになるが、西郷にとってこの舞台で上位に入ることは大きな意義がある。