全英女子オープン西郷真央が狙う“師匠越え”、首位に5打差5位「気を引き締めて頑張りたい」
西郷の師匠であるジャンボ尾崎(将司)は、全英オープンに10回出場し、初参戦は1978年(14位)。会場は今回のセントアンドルーズ。ベストフィニッシュは翌年の10位だった。
「ジャンボはその後、聖地の全英に2度(90、95年)出場したが、いずれも予選落ち。風が苦手のジャンボは、リンクスで行われる全英が大嫌いだった。風だけでなく、雨や寒さなど、コロコロ変わる天候も全英嫌いの理由でした。ジャンボのライバルだった青木功は、そういう悪条件をまったく苦にせず、リンクス対策のためにわざわざ河川敷で練習し、1ケタ順位が3度あったのは有名です。ジャンボに指導を受ける笹生優花(23)は全米女子オープンを2度も勝って、師匠を驚かせたが、西郷は聖地の1ケタ順位で師匠超えなんて言わず、まだチャンスがあるのでなんとかビッグタイトルをものにして欲しいものです」(ツアー関係者)
ちなみに19人が出場した日本勢は9人が予選を通過。大会のホステスプロとして臨んだ渋野日向子(25)は通算14オーバー140位で予選落ちした。