ソシエダ久保建英「監督批判?」の波紋…“途中出場”に不満か、ゴール後に《オレを誰だと思っているのか?》
スペイン1部レアル・ソシエダ所属の日本代表FW久保建英(23)のゴールパフォーマンスが、スペイン国内で物議を醸している。
日本時間25日午前4時30分キックオフのエスパニョール戦の後半35分、決勝ゴールを決めた直後に監督の采配批判とも取れる立ち居振る舞いをやってのけたからである。
ベンチスタートだった久保は後半21分にピッチに入ると、右サイドから鋭いフェイントで相手選手2人を一気に抜き去り、そのまま左足で強烈なシュート。GKの手をはじき飛ばし、ゴール左上にズドンと突き刺した。
久保は破顔一笑……ではなく、渋面で祝福に駆け寄ったチームメートの手を荒っぽく払いのけ、ベンチ前に走り寄ると「自分への歓声が聞こえるか!」と言わんばかりに両耳に手を当てるポーズ。さらに続けて「オレを誰だと思っているのか? (久保)TAKEだぞ!」と言わんばかりに、<ユニホームの両肩をつかみ、背中の名前を指し示すパフォーマンス>である。
試合後も久保に笑顔はなかった。今季初勝利を喜ぶチームメートを尻目にロッカールームにこもってTV用のインタビューを忌避。ミックスゾーンで問い掛けを無視された地元メディアが「先発から外したアルグアシル監督に対して不満をぶつけた」とこぼす光景も見られたという。