カブス鈴木誠也&今永昇太がポストシーズン進出のキーマンに! 地区最下位から怒濤の追い上げ

公開日: 更新日:

 鈴木誠也(30)と今永昇太(30)が在籍するカブスの勢いが止まらない。

 日本時間29日のパイレーツ戦は九回に一挙6得点を挙げるなど、最大7点差をひっくり返して逆転勝ち。鈴木はその九回にダメ押しの適時打を放つなど、この回だけで2安打を放ってチームの3連勝に貢献した。

 カブスは最下位で前半戦を折り返したが、怒涛の巻き返しで29日現在、68勝66敗の勝率.507で首位ブルワーズと9ゲーム差のナ・リーグ中地区2位。ワイルドカード争いでは3位ブレーブスに5.5ゲーム差まで迫り、ポストシーズン進出を狙える位置まで浮上した。

 地区優勝した2020年以来、4年ぶりのプレーオフ出場に向けてカギを握るのは2人の日本人選手だ。

 鈴木は29日現在、打率.278、19本塁打、64打点。後半戦は調子を上げており、ここ30日間で打率.317、4本塁打はいずれもチーム2位タイ。1打席あたりの貢献度の指標となるОPS(出塁率+長打率)も.931(同3位)と打線を牽引している。王手をかけている2年連続20本塁打はもちろん、開幕前に公言した「30本塁打」に届きそうな勢いすらある。ここに来て、クレイグ・カウンセル監督の配慮から、主砲ベリンジャーとDHで併用されるなど、守備の負担が減ったことも好調な打撃につながっているという。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  2. 2

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  3. 3

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  4. 4

    ヤクルト茂木栄五郎 楽天時代、石井監督に「何で俺を使わないんだ!」と腹が立ったことは?

  5. 5

    バンテリンドームの"ホームランテラス"設置決定! 中日野手以上にスカウト陣が大喜びするワケ

  1. 6

    菜々緒&中村アン“稼ぎ頭”2人の明暗…移籍後に出演の「無能の鷹」「おむすび」で賛否

  2. 7

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  3. 8

    ソフトバンク城島健司CBO「CBOってどんな仕事?」「コーディネーターってどんな役割?」

  4. 9

    テレビでは流れないが…埼玉県八潮市陥没事故 74歳ドライバーの日常と素顔と家庭

  5. 10

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ