DH専任の大谷に《仕事時間7~10分》《遥かに楽な仕事》の痛烈指摘…2年連続MVPは絶望的か

公開日: 更新日:

 史上6人目の「40本塁打‐40盗塁」を達成、2年連続の本塁打王どころか三冠王にも手が届きそうな勢い。それでも2年連続3回目のMVPとなると難しいかもしれない。ドジャース大谷翔平(30)のことだ。

 日本時間27日現在、打率.292(首位と1分5厘差のリーグ5位)、41本塁打(同1位)、94打点(首位と2差の同2位)、40盗塁(同2位)。打って走って突出した数字を残し、地区首位のチームを牽引している。

 しかし、MVPは全米野球記者協会に所属する記者投票で決まる。その際、参考にされるのは打撃、走塁、守備、投球を総合的に評価して選手の貢献度を表す指標の「WAR」の値なのだ。

 大谷が21、23年にMVPを獲得したのは打撃と走塁に加え、投手としての貢献度がWARを押し上げたから。が、DH専任の今季は打撃と走塁だけ。投手としての評価は加算されないうえ、守備に就かない点はマイナス評価になる。歴代のMVP受賞者にDH専任がひとりもいないのは、そんな事情からだ。

 米サイト「ファングラフス」によれば、WARのリーグトップはリンドーア(30=メッツ)の「6.5」。大谷は同2位の「6.3」、3位はデラクルーズ(22=レッズ)の「5.9」。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  2. 2

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    巨人・田中将大“魔改造”は道険しく…他球団スコアラー「明らかに出力不足」「ローテ入りのイメージなし」

  5. 5

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  1. 6

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  2. 7

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…

  3. 8

    佐々木朗希を徹底解剖する!掛け値なしの評価は? あまり知られていない私生活は?

  4. 9

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  5. 10

    僕に激昂した闘将・星野監督はトレーナー室のドアを蹴破らんばかりの勢いで入ってきて…