スポーツ界で「門外漢理事」激増の謎…悲願の金メダル獲得の車いすラグビーで「有働由美子」がトレンド入り
意外な人物が話題になった。
2日、パリパラリンピックの車いすラグビーの決勝で日本が米国を破って悲願の金メダルを獲得した。大熱戦の裏で、Ⅹのトレンド入りを果たしたのが、フリーアナウンサーの有働由美子(55)だ。
今年6月に日本車いすラグビー連盟の理事に就任した有働アナは現地会場で観戦。その様子がたびたび映され、「有働さん」がトレンド入りした。
有働アナのように、競技経験者以外が連盟や協会の役員に就任するケースは珍しくない。車いすラグビー連盟の理事長は、プロ野球・新潟球団の運営も行う食品サブスクサービス「オイシックス・ラ・大地」の高島宏平社長。理事にはレジャー予約サイト「アソビュー!」の山野智久CEOが就き、「アソビュー!」は車いすラグビー連盟のオフィシャルサポーターにもなっている。
日本バレーボール協会では昨年、ソニーグループの石塚茂樹副会長が理事に就任するなど、各団体で〝門外漢〟の採用が増加。このブームの裏側には何があるのか。
五輪アナリストの春日良一氏は言う。