ソフトBがCSで恐れる日本ハム新庄監督の「非常識」…1勝アドバンテージも油断できない奇襲奇策
もっかマジック11で優勝は時間の問題となったソフトバンク。そんな首位チームが恐れているのが、8ゲーム差と引き離している2位の日本ハムだという。
なにせ、今の日本ハムは勢いだけならリーグ随一。9月は6勝2敗と好調で、2年連続最下位から、新庄政権初のAクラス入りは確実。2位もほぼ確定とあれば、勢いづかない方がおかしいくらいだ。3位チームがどこであろうと、CSファーストステージ突破の可能性は十分にある。
ソフトバンクはそんな日本ハムに対し、11勝9敗1分けと、ほぼ五分。本拠地ペイペイドームで3、4日に行われた2連戦では2連敗と、返り討ちにされた挙げ句、投手陣が6失点、8失点と炎上した。トータルでも主催試合で6勝4敗と、必ずしも有利とは言い難い。
しかも、ソフトバンクで今季10勝以上している左右エースの有原とモイネロは揃って日本ハム戦を苦手としている。有原は今季0勝2敗、防御率4.11。モイネロも3日の日本ハム戦で3回6失点と大炎上し、1勝2敗、同4.80だ。
「CSファイナルステージは4戦先勝。首位チームに1勝のアドバンテージがあるが、日本ハムは純然たる挑戦者で、『負けて元々』。新庄監督(写真)が何を仕掛けてくるか、予見できません」(ホークスOB)