やっぱり坂本花織は強かった!SPで10代の新鋭蹴散らしフィギュア全日本4連覇へ

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 女王健在なり――。

 20日に行われたフィギュアスケートの全日本選手権女子SP。坂本花織(24)が78.92で首位に立ち、同大会4連覇に一歩前進した。

 今シーズンから染めたブロンドをなびかせ、挑戦的な赤色の衣装。貫禄すら感じさせる堂々とした演技で、自身の存在感をアピールした。

 日本勢のエースとして、北京五輪では総合銀、個人銅に輝いた実力者だが、近年は若手が台頭。今シーズンのGPファイナルでは千葉百音(19)の後塵を拝し、3位に終わった。ライバルは千葉だけではない。「浅田真央2世」と呼び声の高い島田麻央(16)も、抜群のスケート技術を誇り、千葉と共に将来のエース候補と言われている。

 そんな新鋭たちをまずはSPで蹴散らした坂本。2026年冬季ミラノ五輪への意欲も高い。26年ミラノでは、もっか五輪から締め出されているロシア、ベラルーシ勢から各1組ずつ「中立選手」として参加が決定している。

 手ごわいロシア勢と“女王”坂本が再び火花――という展開もありそうだ。

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