名将クロップのレッドブル幹部就任でJ2大宮が浴する絶大な恩恵…大の親日家で香川、南野、遠藤の恩師
2024年夏に英プレミアの強豪リバプールの監督を辞し、充電期間を送っていたドイツ人指導者のユルゲン・クロップ(57)が、1月1日からレッドブル・グループ本体の「グローバルフットボール部門」の責任者に就任することが明らかになった。
クロップといえば08~15年に母国のドルトムントを率いて2度のリーグ優勝。15年夏にリバプールの監督に引き抜かれると、18-19年シーズンの欧州CLと19-20年シーズンのプレミアを制覇。名声を不動のものとして次期ドイツ代表監督の有力候補でもある。
大の親日家としても知られている。ドルトムントで元代表MF香川真司(35=C大阪)に司令塔を任せ、リバプール時代には現代表のMF南野拓実(29=仏モナコ)とMF遠藤航(31=リバプール)を重用。口癖は「私は日本人のメンタリティーを愛している」だ。
そのクロップがレッドブル・グループの幹部として、本社のあるオーストリアのザルツブルク、独1部ライプツィヒ、米MLSニューヨーク、英2部リーズ、ブラジルのブラガンチーノといった傘下のチームを巡回しながら、監督を戦術的にサポートしていくという。