2025年のJ1はIT富豪による“骨肉の争い”に発展! 神戸vs町田の熾烈な補強合戦の行方は?
サッカー界では、「2025年シーズンのJ1は、IT長者同士の激しい優勝争いになる」とかまびすしい。
2024年シーズンで連覇を果たしたヴィッセル神戸の親会社・楽天の三木谷浩史会長兼社長(59)、J1昇格1年目で3位と大健闘した町田ゼルビアの親会社・サイバーエージェントの藤田晋社長(51)ーー。この2人がこのオフ、カネをジャブジャブと注ぎ込んでチームを強化し、来季の覇権を争うというのである。
3連覇を狙う神戸の頭痛の種は、今季MVPを獲得したFW武藤嘉紀(32)の去就だった。
チーム最高年俸(3億円)のFW大迫勇也(34)よりも優勝に貢献しながら、年俸は2億円に抑えられていた。浦和や名古屋からは年俸3億円を超えるオファーを出されていたともっぱらで、他クラブへの移籍は既定路線と言われていた。
「そこで三木谷さんが動いた。『必ず引き留めるように』とクラブ幹部に指示。<年俸3億円に加え、優勝や個人タイトル獲得の出来高を含めた総額5億円規模>の新契約を提示した。武藤は活躍に見合った厚遇もあり、移籍を封印したといわれています」(Jリーグ関係者)