健大高崎・石垣元気 最速158キロ!北海道の登別から野球留学を経て大進化

公開日: 更新日:

石垣元気(健大高崎・投手・右投げ両打ち)

 北海道の登別から健大高崎の門をたたいた。

 洞爺湖シニア2年時に北海道選抜の一員として沖縄で行われた大会に出場。偶然、沖縄キャンプ中だった健大高崎の赤堀コーチ(現・磐田東監督)と青柳監督の目に留まった。北海道から群馬への野球留学となるが、「強いチームに興味があった」と迷わず入学した。

 当初は最速138キロだった。もともと背筋力が野球部でトップと高い身体能力を誇ったが、最新鋭のトレーニング設備を最大限に活用することでさらに成長。2年夏には154キロをマークし、24年夏の甲子園では、左肘痛でベンチ入りメンバーから外れた同学年左腕のライバル佐藤が故障で離脱したことで背番号1。2試合計10回1失点と結果を残した。セのスカウトはこう評価する。

「球が強くて速い。カットボールもいい。夏の頃より良くなったが、まだ力みが強く、スピードガンほどの伸びを感じないところが課題」

 新チームになった秋の関東大会では佐野日大との準々決勝で最速158キロを叩き出すなど、注目度はうなぎ上りだ。

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