女子ゴルファーの夢舞台「全米女子オープン」へ3つの道…予選会は1日36ホールの超過酷
全米ゴルフ協会(USGA)は11日、今年の全米女子オープン(5月29日開幕・ウィスコンシン州エリン・ヒルズGC)の予選会について詳細を発表した。国内は4年連続で千葉の房総CC(東・西C)で4月22日に行われる。
世界の女子ゴルファーにとって「最高峰」といえばこの大会。今年の会場は、2017年の全米オープンで松山英樹(32)が37年ぶりに2位になったコースで、距離が長く、強風が名物だ。
国内を主戦場にする女子プロが、この夢舞台に立つには3つの道がある。
1つ目は、3月31日に発表される世界ランキング、つまり国内の開幕3戦目(アクサレディス)直後の世界ランキングで75位以内に入ること。
2つ目は、大会開催週の同ランク75位以内の選手だ。現在、62位の桑木志帆(22)から100位の安田祐香(24)あたりが「圏内」だ。
世界ランクが3ケタや、アマチュア選手にも出場のチャンスはある。冒頭に紹介した国内予選会での上位狙いだ。直近2年は116人、117人が挑戦し、各5人が切符を得た。ただし、この予選会は日程がハードだ。出場経験のある女子プロが言う。