高野孟(第1回)「政権交代できるのか 日本の野党100年史」
ジャーナリスト、高野孟氏による日本の野党100年史。歴史を総括することで、政権交代の可能性や、問題点を抉っていく。高野氏といえば、日本の野党を語る生き字引である。父親の実氏は連合の前身、総評の事務局長で日本の労働運動のリーダーだった。高野氏自身も取材活動を通じた豊富な人脈と知識から1996年の民主党結党に関わっていく。1955年体制では長期自民党政権と万年野党の社会党がなれ合っていた。なぜ、日本に野党が育たないのか。対抗軸をどこに据えるべきか。こうした議論を重ねてきた。
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