「疲れない脳をつくる生活習慣」石川善樹著

公開日: 更新日:

 人間が1日に行える“意思決定”の量は限られており、「LINEにどんなスタンプを押そうか……」などと思考を無駄遣いすれば、脳はどんどん疲労する。1日の意思決定量を使い果たせば、あとはボンヤリと過ごすしかない。

 そこで提案したいのが、脳の疲労を最小限に抑える生活の工夫だ。朝食では、脳に栄養を与える炭水化物をしっかりと取ること。日中は脳の疲労を抑えるセロトニンの分泌を促すため、深い呼吸をすることを心がける。鼻から5秒かけて息を吸い、口から10~15秒かけて吐く深呼吸を2~3分行うのがおすすめだ。肩こり腰痛はイライラを誘発して脳疲労の原因にもなるため、肩回しや背伸びなども習慣づけるとよい。

 少しの工夫で、仕事のパフォーマンスも驚くほどアップするはずだ。(プレジデント社 1100円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    周囲にバカにされても…アンガールズ山根が無理にテレビに出たがらない理由

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  4. 4

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  5. 5

    田中圭が『悪者』で永野芽郁“二股不倫”騒動はおしまいか? 家族を裏切った重い代償

  1. 6

    のんが“改名騒動”以来11年ぶり民放ドラマ出演の背景…因縁の前事務所俳優とは共演NG懸念も

  2. 7

    ダウンタウン「サブスク配信」の打算と勝算……地上波テレビ“締め出し”からの逆転はあるか?

  3. 8

    1泊3000円! 新潟県燕市のゲーセン付き格安ホテル「公楽園」に息づく“昭和の遊び心”

  4. 9

    永野芽郁と橋本環奈…"元清純派"の2人でダメージが大きいのはどっち? 二股不倫とパワハラ&キス

  5. 10

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ