「自律神経を整えてストレスをなくすオキシトシン健康法」高橋徳著

公開日: 更新日:

 近年、医学や脳科学の分野で「オキシトシン」が注目されている。脳の視床下部から分泌されるホルモンで、誰かを思いやったり、やさしくしたりすることで分泌されることから「幸せホルモン」とも呼ばれている。

 また、オキシトシンは幸せな気分を高めるセロトニンやヤル気を促すドーパミンの分泌にも関わっているうえ、ストレスホルモンの分泌を抑制したり、痛みをやわらげるエンドルフィンの分泌も促す。そうした相乗効果によって、ストレスを抑え、自律神経を調整し、血糖値血圧をコントロールし、肩こり腰痛を改善させるなど、さまざまな健康効果が期待できるという。

 オキシトシンを分泌させるには、「お腹がすいたら好きなものを食べる」「目を見ながらコミュニケーションをとる」「2人以上でランチに行く」「あいさつを欠かさない」「誰かを応援する」といった行動を習慣にすると良い。好きな音楽を聴いたり、朝に30分散歩することでも、分泌されやすくなる。(アスコム 1200円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  2. 2

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 3

    中森明菜が16年ぶりライブ復活! “昭和最高の歌姫”がSNSに飛び交う「別人説」を一蹴する日

  4. 4

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  5. 5

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ

  1. 6

    大阪万博会場は緊急避難時にパニック必至! 致命的デザイン欠陥で露呈した危機管理の脆弱さ

  2. 7

    永野芽郁「二股不倫」報道で…《江頭で泣いてたとか怖すぎ》の声噴出 以前紹介された趣味はハーレーなどワイルド系

  3. 8

    レベル、人気の低下著しい国内男子ツアーの情けなさ…注目の前澤杯で女子プロの引き立て役に

  4. 9

    永野芽郁“二股肉食不倫”の代償は20億円…田中圭を転がすオヤジキラーぶりにスポンサーの反応は?

  5. 10

    芳根京子も2クール連続主演だが…「波うららかに、めおと日和」高橋努も“岡部ママ”でビッグウエーブ到来!