「会話の天才」野地秩嘉著

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 著名人3000人以上にインタビューをしてきた著者による会話術本。

 あるキャバクラを取材した折、店長がキャバ嬢に上手に話すコツは「笑う、ほめる、相づちを打つ(共感する)」と説いたという。著者の経験からも、会話の達人といわれる人ほどこの3つを大事にしているそうだ。笑うとは、ほほ笑んで「敵でない」ことを意思表示すること。ほめるのは、「背が高い」など相手を限定する言葉ではなく、「品がいい」「センスがいい」などと誰にも通用できるほめ方のこと。そして、相手の話のすべてではなく、心から「いい話だな」と思った時だけ相づちを打つことが大切だという。著名人たちのエピソードに学びながら、会話のテクニックを分かりやすく伝授。(ワニブックス 830円+税)


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