<94>好奇心旺盛なのはいい刑事の証拠
海老沢の野郎……高峰はカッカしながら、彼の背中を見送った。本部へ戻りたいのだが、おそらく海老沢も同じことを考えているだろう。連れ立って歩いて行く気にはなれなかった。
夕飯がまだだから、取り敢えずさっさと済ませておくか――しかし午後八時の銀座では、手早く安く食事ができる店…
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