「アクトレス」誉田哲也著

公開日: 更新日:

 芸能プロダクションに所属する片山希莉は、自分の未発表の小説「エスケープ・ビヨンド」を不本意ながら女優、真瀬環菜の名義で文芸誌に連載することを承諾した。ところが、その小説の内容そっくりの状況で、首のない猫の死体が発見される。

 ある日、希莉の友人の市原琴音に女性から、希莉について話したいことがあると電話がかかってきた。今から伺いますと言ったのになかなか来ない。若い女性が車にはねられたと聞いて、もしやと思い、救急病院に問い合わせると、被害者はミズタマリという名だったが、知らない名前だ。後日、希莉が行方不明になる。さらに、真瀬環菜死亡のニュースが配信されて……。

 那須塩原警察署の元刑事で、民間会社の調査員・森奈緒が活躍するミステリー。

(光文社 1760円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    下半身醜聞の西武・源田壮亮“ウラの顔”を球団OBが暴露 《普通に合コンもしていたし、遠征先では…》

  2. 2

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  3. 3

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  4. 4

    広島ドラ2九里亜蓮 金髪「特攻隊長」を更生させた祖母の愛

  5. 5

    「二刀流」大谷翔平と「記録」にこだわったイチロー…天才2人の決定的な差異

  1. 6

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  2. 7

    元横綱・白鵬に「伊勢ケ浜部屋移籍案」急浮上で心配な横綱・照ノ富士との壮絶因縁

  3. 8

    いまだ雲隠れ中居正広を待つ違約金地獄…スポンサーとTV局からの請求「10億円以上は確実」の衝撃

  4. 9

    キムタクがガーシーの“アテンド美女”に手を付けなかったワケ…犬の散歩が日課で不倫とは無縁の日々

  5. 10

    悠仁さま「渋渋→東大」プランはなぜ消えた? 中学受験前に起きた小室圭さん問題の影響も