「数値化の鬼」安藤広大著
数字というと目標やノルマをイメージするが、数値化するのは「未来」に目を向けるためである。例えば、40代や50代になっても「このビジネスはうまくいきます!」と情熱で押し切るような人は、どこかで壁にぶつかる。「この商品は1000万円の売り上げが見込めます。その理由には3つあって……」というように、数字の根拠を示し、論点を整理して話すことが必要になる。そういう会話ができるようにするためには、「自分の1日の行動を数字で考える」ことだ。ビジネスパーソンは、たいてい半年や1年単位で目標を設定するが、目標を達成するためには、それを「1日ごと」に分解する必要がある。
「仕事ができる人」になるための思考法を紹介。
(ダイヤモンド社 1650円)