「日本のシン富裕層」大森健史著
海外移住のサポート事業を通じ、これまで2万人以上の富裕層と接してきたという著者によると、2017年以降、日本では富裕層が急激に増えており、中には1000億円以上の暗号資産を保有している人もいるという。
本書は、彼らの収入源、投資や人生への考え方、そして行動様式などを紹介しながら、シン富裕層になるためのヒントを伝える資産形成術指南書。
投資したアメリカ株の時価総額が30倍になった人や自宅マンションの購入を繰り返すことで確実に資産を増やす「資本投資型」をはじめ、「ネット情報ビジネス型」など彼らを大きく5つタイプ別に分類。それぞれ例を挙げながらその資産形成術を紹介。決断の速さや損切りをしない、情報に値段をつけられるなど、彼らの思考と行動に学ぶ。
(朝日新聞出版 891円)