(17)永山先生のお嬢さんにお話が
「永山先生の行かれる場所に心当たりなどは、ありませんか」
正木は小島に尋ねた。
「どうでしょうか。ほとんど研究所とご自宅の往復だったと思いますね。趣味といったものも聞いたことはありませんし」
「個人的な付き合いはなかった、と」
「いえ」
小島はた…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,240文字/全文1,380文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】