「女の旅」花房観音著

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「女の旅」花房観音著

 自分は田舎者で不細工でダサいと思いこんでいた著者は、男が怖かったが、男が欲しくてたまらなかった。25歳のとき、22歳年上の男が金と引き換えに挿入してやるとにおわせた。著者は生まれて初めてサラ金で金を借りて男に渡した。会社に借金の催促の電話がくるようになって会社を辞め、風俗店の面接を受けたが落ちた。自分は底辺女だと思った。

 あるとき、「レズ風俗」があるのを知り、利用してみたら、男に求められることでしか女でいられないと思い込んでいた自分を笑いたくなった。

 劣等感にさいなまれた日々を回想しながら、「売春島」渡鹿野島や、広島のストリップ劇場など、風俗の現場をめぐる探訪記。

(大洋図書 2200円)

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