長渕剛と入籍、極秘挙式した志穂美悦子
結婚秒読みとみられていた2人の入籍は87年8月29日。
仕事の都合で会見は別々だったが、入籍2日前の27日に会見した長渕は「3日前に婚姻届を“出しといてくれ”とスタッフに渡しました」と間もなくの入籍をぶっきらぼうな調子で報告、5分ほどで終了した。
一方、志穂美は翌28日の会見で「きのうの彼は……悪気じゃないのでどうか誤解しないように」とフォロー。「彼のステージを早く彼の子供にも見せてあげたい。だから早く子供を産みたい」とのろけ、「クセのある男なので専業主婦したい」と仕事を大幅にセーブする意向も示した。
当初、挙式を考えていなかった長渕だが、初婚である志穂美の希望で式だけは挙げることに。志穂美は「芸能人としてでなく、普通の人としてひっそりと」行いたいと9月17日、千葉真一が修行した寺の近くにある奈良県天川村の天河大弁財天社で極秘挙式した。
天河弁天は勝新太郎や沢田研二もお参りにいったという芸能の神様。大阪からは3時間、最寄り駅からもタクシーで40分もかかる標高620メートルの山奥にある。早朝7時から始まった式に参列したのは双方の両親と親しい知人だけ。地元の人たちからも気付かれないまま、式は1時間ほどで終わった。