総勢300人! NHK紅白は「過去最大の出演者数」が目玉
■フル参戦なら総勢300人
もっとも、今回の紅白には例年にはない「見どころ」がある。出場歌手の総人数だ。明らかに過去最大規模なのである。
紅組だけでもAKB48、SKE48、NMB48の大所帯を合わせた人数は約60人。この人数にはバックで踊る研究生などは含まれていない。E―girlsは18人、AAAは7人、ももクロは5人……。紅組だけで軽く100人を超えてしまう。
対する白組は嵐が5人、EXILEが14人、以下、関ジャニ∞(8人)、ゴールデンボンバー(4人)、三代目J Soul Brothers(7人)、SMAP(5人)……と、ざっと76人。ここまででも紅白合わせて総勢200人近いが、今年は白組に「Linked Horizon(リンクトホライズン)」が初参戦。このグループは最大で86人のメンバーが参加する音楽ユニット。もし、フル参戦したら、総勢で300人近い人数がNHKホールに集うことになるのだ。
「もはやピン(一人)で出場する歌手の方が少ないくらい。楽屋も狭いし、リハーサルも大変です。楽屋口の廊下は人であふれかえるでしょう」(NHK関係者)
これといった目玉はないが、出場人数だけは過去最大規模。どう考えても出場者全員が登壇し、ラストの「蛍の光」を合唱するのは無理な相談である。果たして、量は質を担保するのか、それともまだ明かしていない秘策があるのか。本番が見ものである。