NHKを小躍りさせた 浜崎あゆみ「電撃婚約」のタイミング
今年はサプライズのない「目玉なし紅白」といわれている。見どころといえば、今回を最後に紅白引退を発表した北島三郎(77)くらい。初出場枠もイマイチで、小泉今日子をはじめとする「あまちゃん」勢の招集には苦戦している。
「紅白は毎年のように低迷が話題になりますが、NHKとしては『年間視聴率1位』の座だけは死守したい。これまでサッカーW杯などスポーツ中継以外にその座を明け渡したことはありませんが、今年はかなりの危機感がある」(テレビ局関係者)
というのも、9月22日に放送された「半沢直樹」(TBS系)の最終回が42.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区。以下同)を記録。12年末の紅白こそ42.5%(いずれも第2部)と僅差だったが、さかのぼれば11年(41.6%)、10年(41.7%)、09年(40.8%)とほとんどの年が「半沢」に負けている。「紅白のPRになるなら、どんな話題でもありがたい」(前出のテレビ局関係者)のが本音だろう。
浜崎は初出場の99年から15年連続で紅白に出演。11年はウエディングドレス姿で紅白に出場し、自身のカウントダウンライブ終了後にファンクラブサイトで結婚を電撃発表した。「今回も紅白の衣装はウエディングドレス姿ではないか」(レコード会社関係者)とウワサされている。
「42.2」という数字を下回れば、初めて民放ドラマに“土”をつけられるNHK。「倍返し」の秘策はあるのか。