綾瀬はるかに続き大沢たかお…NHK大河は「JIN」頼み?
井上真央(27)の再婚相手は俳優の大沢たかお(45)――。初婚もまだの妙齢女優に失礼か。もちろん、役柄の話。来年のNHK大河「花燃ゆ」で長州出身の儒学者、小田村伊之助役に大沢の起用が発表されたのだ。
井上演じる吉田松陰の末娘の文(のち美和子)が主人公の物語。伊之助は松陰の死後、その人望と手腕を買われて松下村塾を託された人物。そもそも文の実姉と夫婦だったが、先立たれ、文と2度目の結婚。要は再婚カップルだ。
伊之助はのちに楫取素彦と名を改め、群馬の初代県令として製糸業や教育の振興に尽力したことで知られる。
■井上真央を助けられるのか?
大沢の起用理由について、番組チーフプロデューサーは「まっすぐ心に響くお芝居を見せてくれる」とコメントしているが、「大河の制作陣はよくもまあ懲りずに“JINコンビ”を起用する」と指摘するのは作家の麻生千晶氏だ。
放映年の民放連ドラ最高視聴率をマークしたTBS系「JIN―仁―」(09年)。主演の大沢は演技を評価され、橋田賞を受賞。恋仲を演じた綾瀬はるか(28)の代表作にもなった。