映画がヒット 佐々木蔵之介が「持ってる男」といわれる理由
現在公開中の時代劇映画「超高速!参勤交代」が興行収入10億円を超える勢い、スマッシュヒットを飛ばしている。主演の佐々木蔵之介(46)は「持っている男」ともっぱらだ。
「公開のタイミングもよかったですね。さすがにそろそろ、ディズニー映画『アナと雪の女王』の勢いも衰えている。上半期の映画はほとんど、アナ雪に食われちゃいましたからねえ」(映画会社関係者)
“ライバル”にも恵まれたようだ。現在上位の邦画は、少女マンガを実写化した「好きっていいなよ。」、Jホラーの代名詞「呪怨 終わりの始まり」、R15指定のミステリー「渇き。」で、どれも「超高速!参勤交代」とはかぶらない。
「キャストは芸達者なベテラン揃い、コメディータッチの人情劇なのにアクションもしっかりしているなど、中高年が十分楽しめる内容ではありますが、そもそも中高年がのんびり楽しめる映画がそれしかないともいえます」(映画ライター)
だから佐々木は持っている男というわけだが、理由はそれだけじゃないらしい。
「『超高速!参勤交代』は、意外と中高年女性にも人気なんだとか。佐々木はTBSの連ドラ『ハンチョウ』シリーズで、主婦層にも人気を広げてきました。オバサンから見ると、佐々木は『かわいい』そうです。実家は京都の造り酒屋というボンボンで、神戸大卒というインテリ、そのうえ、いまだに独身という点も支持されている。そういう意味でも“持っている男”なんです」(映画ライター=前出)
40代最後の大物独身俳優といわれた堤真一が昨年、48歳にしてようやく一般女性と結婚。佐々木は今や「結婚したい大物独身俳優ランキング」で上位に食い込む人気になっている。
確かに持っている。