芸能事務所社長の稲川素子さんはがんと闘う「東大大学院生」
驚くなかれ、65歳にして若かりし頃に中退した慶応義塾大学文学部に復学。卒業後、東大大学院修士課程、博士課程へと進学したんだそうだ。そのパワーに圧倒される。
さて、専業主婦だった稲川さんは娘のテレビ出演を機に、50歳で稲川素子事務所を設立。所属のフィリピン人タレントのルビー・モレノらの活躍と同時に、稲川さん自身のユニークなキャラクターも注目された。
「ルビーは今も所属してますよ。約束をスッポカしたり、おカネを無心したり、相変わらず。でも、もっとタチの良くないのもいました。“搾取されたくないから”と先方に出す請求書を見せろ、請求書を見せる誓約書を書け、ギャラの振り込まれた銀行の通帳を見せろ、と迫ったタレントもいた。事務所の業績? 今のご時世、正直、昔のように右肩上がりというわけには……」