莫大な経済効果 朝ドラ「マッサン」1話あたりの制作費は?
■「竹鶴」もバカ売れ
「08年前期の『つばさ』の舞台が埼玉県となり、“全都道府県制覇”とニュースになりましたが、日本各地を物語の舞台としてスポットをあててきた。NHKにとって、朝ドラは伸び悩む大河以上に受信料徴収を促すための重要なコンテンツ。関連グッズも販売すればバカ売れ状態で、あらゆるところでカネを生む『金の卵』なのです」(放送ライターの堀江南氏)
マッサンはニッカウヰスキー「竹鶴」の創業者夫婦をモデルに描いた作品。
ドラマの影響で「竹鶴」は生産が追い付かず、品薄状態だという。この日の会見には主人公夫婦の孫にあたる竹鶴孝太郎氏も参加。
「夜にたしなむウイスキーが、朝の時間帯に放送されるドラマによって注目されるとは…。これがNHK朝ドラの威力なのでしょう」と目を細めていた。
シャーロットが牽引する「マッサン」の経済効果に“みなさまのNHK”はホクホク顔だ。