布陣万全なのになぜ? ドラマ「流星ワゴン」視聴率低迷の怪
名作なだけに、寂しい数字が悪目立ちしてしまった。
放送中のドラマ「流星ワゴン」(TBS系)。ダブル主演の西島秀俊(43)、香川照之(49)をはじめ、井川遥(38)、吉岡秀隆(44)ら豪華キャストが出演。演出は「半沢直樹」など人気ドラマを手掛ける福澤克雄氏と、万全の布陣で臨んでいる。
原作は直木賞作家・重松清の同名小説で、累計発行部数130万部を突破する大ベストセラー。重松作品はこれまで多くがドラマ化されており、13年に放送された「とんび」(TBS系)は、天才子役の注目もあり、最終回に20.3%という高視聴率を叩き出した。
しかし、今回の「流星ワゴン」は厳しい数字を突き付けられている。先月18日の初回は2時間スペシャルで放送したが、平均視聴率は11.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。第2回は11.7%と微増するも、今月1日放送の第3回は11.1%に逆戻りとなった。TBSの本音としては15%が目標だろう。
今後、ドラマは原作と違った展開になるそうだが、巻き返しの秘策はあるのか。