財テクグラドル杉原杏璃 売れない時代「テーブルは段ボール」
「そんなことやめなよ」と言ってくる同業の友達はスイーツ食べに行ってましたけど、はやりのシナモンロールが1個700円! 当時の私の金銭感覚は、「菓子パンなら7個買えるじゃん!」でした。
■コツコツ貯めた30万円で財テクスタート
そんな生活を3~4年やって、22歳で事務所を移り、グラビアを始めたのが転機。ちょうど仕送りがストップされた時期に仕事が入るようになった。それでも月10万~12万円だから生活は苦しいけど、グラビアの仕事はスタイリストさんが水着を用意してくれるから、洋服代やアクセサリー代がかからない(笑い)。
それに、お芝居の現場だと役者が大勢いるけど、グラビア撮影は私ひとりにスタッフが大勢。まるでお姫様みたいな扱いです。グラドルって恵まれてると思う。
パンやおにぎりがあるのに、お昼ご飯が届いたり。「持って帰っていい」と言われたら、お菓子とか全部もらって。ジュースだけで5本くらい持って帰ったこともありましたよ(笑い)。節約というより、もったいないって気持ちが強いんですよ。