「花燃ゆ」低迷の中 NHK木曜時代劇「まんまこと」への期待度

公開日: 更新日:

 木曜時代劇は大河と並ぶ、NHKの二枚看板時代劇。史実を中心とした硬派な大河と差別化を図る格好で、これまで作品ごとに主役級の年齢層を上げ下げし、柔軟な制作をしてきた。いわば“攻めの時代劇”といっても過言ではない。

 王道の大河「花燃ゆ」は低迷し続け、第15話(12日放送)の平均視聴率が9.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。大コケした「平清盛」(12年)以来の1ケタ台でNHKはアタフタしている。

 もっとも、時代劇そのものに需要がないわけではない。春の改編では、テレビ朝日が早朝4時台に時代劇の再放送枠を立ち上げ、BSジャパンでも周年企画で松本清張原作の時代劇をスタートさせている。

「まんまこと」の放送は7月16日から。果たして「花燃ゆ」から離れつつある時代劇ファンをうならせることができるか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 2

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  3. 3

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  4. 4

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  5. 5

    阪神・藤川監督が酔っぱらって口を衝いた打倒巨人「怪気炎」→掲載自粛要請で幻に

  1. 6

    巨人・小林誠司に“再婚相手”見つかった? 阿部監督が思い描く「田中将大復活」への青写真

  2. 7

    早実初等部が慶応幼稚舎に太刀打ちできない「伝統」以外の決定的な差

  3. 8

    「夢の超特急」計画の裏で住民困惑…愛知県春日井市で田んぼ・池・井戸が突然枯れた!

  4. 9

    フジテレビを救うのは経歴ピカピカの社外取締役ではなく“営業の猛者”と呼ばれる女性プロパーか?

  5. 10

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された