「花燃ゆ」低迷の中 NHK木曜時代劇「まんまこと」への期待度

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 木曜時代劇は大河と並ぶ、NHKの二枚看板時代劇。史実を中心とした硬派な大河と差別化を図る格好で、これまで作品ごとに主役級の年齢層を上げ下げし、柔軟な制作をしてきた。いわば“攻めの時代劇”といっても過言ではない。

 王道の大河「花燃ゆ」は低迷し続け、第15話(12日放送)の平均視聴率が9.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。大コケした「平清盛」(12年)以来の1ケタ台でNHKはアタフタしている。

 もっとも、時代劇そのものに需要がないわけではない。春の改編では、テレビ朝日が早朝4時台に時代劇の再放送枠を立ち上げ、BSジャパンでも周年企画で松本清張原作の時代劇をスタートさせている。

「まんまこと」の放送は7月16日から。果たして「花燃ゆ」から離れつつある時代劇ファンをうならせることができるか。

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