安めぐみとアイドルユニット 鵜飼真帆さんは地道に女優継続
名古屋市出身。中学生時代、体操選手として五輪を目指すも、膝のケガで断念。高校時代は東海テレビの情報番組「好きです❤ミミンバ!」の女子高生リポーターを務めた。そして、上京後、安めぐみ、安田良子、福井裕佳梨、石田裕加里と5人組アイドルユニット「SuperH」を結成。
「体操をやめたら12%くらいだった体脂肪が10%以上増え、アイドルで売り出したころは正直、ポッチャリ体形のアカぬけないイモ姉ちゃんでしたね、ハハハ。それでも、アクロバチックなポーズができたから、重宝された。3つ下のメメちゃん(安めぐみ)とはよく武蔵小杉のロッテリアで仕事のグチをこぼし合ってたけど、彼女だけブレークしちゃいましたねえ」
■「注目の新人」と書かれたのも束の間
アイドルだったのは約半年。その後は「夢だった女優になるため」、カラオケ屋、焼き鳥屋、家庭教師、派遣OLとバイトを転々としながらチャンスをうかがった。
「オーディションを受けまくってはことごとくハネられ、そのたびに落ち込んでた。でも、女優をあきらめ、名古屋に帰ろうかと弱気になってた20歳の時、ジョン・ウイリアムズ監督の映画『いちばん美しい夏』(01年公開)の舞台が名古屋だと知りましてね。これに出演できれば女優の夢がかなうのに加え、名古屋にも帰れる。ヒロインは17歳の女子高生で応募規約の年齢は過ぎてたけど、無理を承知で応募しました」