吉高由里子の元彼 「エッセー本」バカ売れで出版界が熱視線
ピース又吉の小説「火花」に次ぐ、新たなタレント本が話題になっている。5月中旬の発売直後に増刷が決まり、すでに累計発行部数は7万部を突破。野田洋次郎(29)のエッセー本「ラリルレ論」(文芸春秋)だ。
誰それ? と首をかしげるオトーサンが大半だろう。「RADWIMPS(ラッドウィンプス)」なる男性4人組ロックバンドのメンバーで、13年2月に吉高由里子(26)との熱愛が発覚してからは、音楽ファンならずとも「吉高の男」として注目を浴びてきた。
全445ページの処女本には著者の恋愛観や死生観、音楽論、世事考察などがつづられている。日記形式で半年間かけて書きため、その1年後にふたたび物事の経過や雑感、補足を織り交ぜるという作り込んだ内容だ。「アルバムを出せば30万枚のセールスを上げる人気バンド。ライブのチケットも即完売状態で、熱狂的かつコアなファンの方が多い」(音楽ライター)とか。本の売り上げもファンの口コミで広がっていったという。
「メディアでの露出は決して多くないアーティストであり、ファンにとって本人の“生”の声や考えが感じられる貴重な機会ととらえていただいたようです。一般の書店だけでなく、CDショップの書籍コーナーで売れているのも大きな特徴です」(版元宣伝担当者)