「いいとも!」で強烈な印象 “金ピカ占い師”の波羅門さんは今

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「これは去年8月に出した“しあわせを呼ぶ『梵字』暦2015”に続く梵字シリーズの第4弾。霊験あらたかな梵字をなぞることで、健康な毎日が送れるようアドバイスしてます。本屋さんで手に取るだけやなく、ちゃ~んと買うて下さい。税込み1080円、絶対損はさせません」

 いやはや、波羅門さん、商売上手だ。

「ディレクターがキャラが立ってる方がエエっていうから、テレビではエキセントリックでツンケンしてるように見えたと思うけど、正味は優しいオバちゃんなんよ」

 と話す波羅門さんが占いを本格的に始めたのは31歳の時、夫が心臓発作で突然死し、人間の運命に興味を持ったのがきっかけだった。

「初めてテレビに出たんは90年の『アッコにおまかせ!』でした。すでに波羅門を名乗ってたけど、どうせならインパクトある格好で出たい。それで思いついたのが金ピカ衣装にタイの伝統舞踊のダンサーがかぶる尖塔みたいな冠やった。でも、どこを探しても冠が見つからしまへん。思いあぐねてタイ王国大阪総領事館に相談したら、ありがたいことに、快く貸してくれはったんです。それが大ウケで、以来、ワタシのトレードマークコスチュームになりましてん」

 波羅門さんが売れるのにタイが一役買っていたとはついぞ知らなかった。

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