刑事ドラマの常連 平山浩行の転機は「事務所移籍」と「改名」

公開日: 更新日:

 29日公開の映画「S─最後の警官─奪還」にも出演するほか、この数年の刑事ドラマに出ずっぱりなのが平山浩行(37)。出世作の「臨場 続章」を皮切りに、「ジョーカー 許されざる捜査官」「悪党」「都市伝説の女」などでさまざまなタイプの刑事役を好演。

 最近は、石原さとみ&松下奈緒ダブル主演の「ディア・シスター」や斎藤工主演の「医師たちの恋愛事情」など演技の幅を広げているだけでなく、そのイケメンぶりで女性ファンを増やしている。

 そんなイケメン脇役の認知度が高まったのは7年前。今でも続く菅野美穂の夫役を演じるチオビタのCMがスタートした時には、「あれは誰?」と話題になった。身長185センチで、股下が85センチもあるうえ、顔は竹野内豊似なのだから、それも当然か。

 中学時代から俳優に憧れ、役者になるために高校卒業後に岐阜県から上京。しかし、養成所や劇団に所属せず、東京・西麻布や名古屋でバーテンをしながらチャンスを待ち続けた。そして2003年、ドラマ「高原へいらっしゃい」のオーディションに合格し、25歳で平山広行として俳優デビュー。大手芸能事務所に所属してNHK朝ドラや月9ドラマにも出演したが、俳優だけでは食っていけず、バーテンのバイトをしながらの芸能生活だった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    ビートたけし「俺なんか悪いことばっかりしたけど…」 松本人志&中居正広に語っていた自身の“引き際”

  2. 2

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘

  3. 3

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  4. 4

    元フジテレビ長谷川豊アナが“おすぎ上納”告白で実名…佐々木恭子アナは災難か自業自得か

  5. 5

    萩原健一(6)美人で細身、しかもボイン…いしだあゆみにはショーケンが好む必須条件が揃っていた

  1. 6

    "家族総出"で話題の長渕剛「桜島ライブ」延期と引退報道…ファンからは《あの問題説明して》と懇願

  2. 7

    橋本環奈『おむすび』はNHK朝ドラ視聴率ワーストほぼ確定…“パワハラ疑惑報道”が致命傷に

  3. 8

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」

  4. 9

    中居正広氏は37年で築いた資産喪失の瀬戸際…不動産複数所有で倹約家も「違約金+α」の脅威

  5. 10

    フジテレビ騒動で蒸し返される…“早期退職アナ”佐藤里佳さん苦言《役員の好みで採用》が話題

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  2. 2

    「高額療養費」負担引き上げ、患者の“治療諦め”で医療費2270億円削減…厚労省のトンデモ試算にSNS大炎上

  3. 3

    萩原健一(6)美人で細身、しかもボイン…いしだあゆみにはショーケンが好む必須条件が揃っていた

  4. 4

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  5. 5

    “年収2億円以下”マツコ・デラックスが大女優の事務所に電撃移籍? 事務所社長の“使い込み疑惑”にショック

  1. 6

    歪んだ「NHK愛」を育んだ生い立ち…天下のNHKに就職→自慢のキャリア強制終了で逆恨み

  2. 7

    僕に激昂した闘将・星野監督はトレーナー室のドアを蹴破らんばかりの勢いで入ってきて…

  3. 8

    日本にむしろ逆風…卓球王国中国で相次ぐトップ選手の世界ランキング離脱と進む世代交代

  4. 9

    「(来季の去就は)マコト以外は全員白紙や!」星野監督が全員の前で放った言葉を意気に感じた

  5. 10

    迷走するワークマン…プロ向けに回帰も業界では地位低下、業績回復には厳しい道のり