刑事ドラマの常連 平山浩行の転機は「事務所移籍」と「改名」
そんな生活に転機が訪れたのは08年末。所属する大手事務所から現在の事務所に移り、芸名を今の平山浩行に改めてから。脇役として好演を続け、評判が評判を呼び売れっ子になっていった。
「役作りをして現場に臨んでも、監督に否定されることが続いて、役者に向いていないんじゃないかと悩んだ時期もあったようです。それが、事務所移籍と同時期に、役作りに励むより、どんなことを言われても現場で対応できるよう心がけるようになってから、うまく回転し始めたと言っています」(芸能ライター)
それが実を結んだのが昨年。「S─最後の警官─」「ファースト・クラス」「ディア・シスター」と年間4クールのうち3クールにレギュラー出演し、売れっ子脇役レースに名乗りを上げた。
「趣味は陶芸。自分で作った徳利とおちょこで晩酌しているそうです。根が凝り性なんです。それが演技でも上手に出せるようになって開眼したとみています」(映画関係者)
脇役から主役に転じるのも時間の問題だろう。