有吉抜き 年末年始“出ずっぱり芸人”におぎやはぎのナゼ?

公開日: 更新日:

 今年も残すところ10日ばかり、各テレビ情報誌は年末年始特集やタレントスケジュールを掲載している。そんな中、「情報量の多さでは老舗雑誌『週刊TVガイド』を上回る」(関係者)といわれる「ザテレビジョン」の「タレント出演スケジュール」(12月19日~1月17日)には仰天だ。

 年末年始出ずっぱりタレントの1位がビートたけし(19本)なのは分かるとして、超売れっ子・有吉弘行とともに2位にランクされたのは、なんと、おぎやはぎ(いずれも18本)だった。さらに言えば、矢作兼単独の出演も4本あり、これを加えるとたけしを抜いてトップに躍り出てしまうのである。

「つい先日、ニホンモニターが発表した『2015年テレビ番組出演ランキング』では1位が国分太一で以下、設楽統バナナマン)、澤部佑(ハライチ)、加藤浩次坂上忍、有吉弘行、小島瑠璃子春日俊彰オードリー)という順番で、おぎやはぎはベスト20にも顔を出していませんでした」(テレビ関係者)

 それなのになぜ?

「先輩芸人に可愛がられているのは業界でも有名ですが、それは人気芸人なら皆同じこと。むしろ事務所事情が絡んでいると思います。さんま、ダウンタウン、ナイナイのほか、加藤浩次、後藤輝基、博多大吉など売れっ子を多く抱える吉本と違い、おぎやはぎが所属する人力舎で彼らに匹敵するタレントといえばオアシズの大久保佳代子ぐらい。当然、テレビ局への売り込みも吉本は分散してしまうが、人力舎は一点集中しやすかったのではないか」(芸能関係者)

 ひょっとしたら、来年のニホンモニターの調査ではトップになってたりして……。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    松本人志「事実無根」から一転、提訴取り下げの背景…黒塗りされた“大物タレント”を守るため?

  2. 2

    島田洋七が松本人志復帰説を一蹴…「視聴者は笑えない」「“天才”と周囲が持ち上げすぎ」と苦言

  3. 3

    人気作の続編「民王R」「トラベルナース」が明暗を分けたワケ…テレ朝の“続編戦略”は1勝1敗

  4. 4

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  5. 5

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  1. 6

    松本人志が文春訴訟取り下げで失った「大切なもの」…焦点は復帰時期や謝罪会見ではない

  2. 7

    窪田正孝の人気を食っちゃった? NHK「宙わたる教室」金髪の小林虎之介が《心に刺さる》ファン増殖中

  3. 8

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  4. 9

    菊川怜が選んだのはトロフィーワイフより母親…離婚で玉の輿7年半にピリオド、芸能界に返り咲き

  5. 10

    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇