酷評どこ吹く風…好調「真田丸」は三谷幸喜の“作戦勝ち”
〈(史実で)分かってない部分は、今回も思いっきり想像でつないでいきますよ。懲りないヤツだって思われてもしかたない。だってその方が面白いから〉
要は「面白さ」優先。「チャラチャラ」なんて批判はハナから覚悟の上だった。
実際、意見とは別に視聴率を見ると、史上最悪と言われた前回の「花燃ゆ」(平均12%)とは打って変わって、2話目で20%超えを達成。7話目までの平均で18.5%と、ここ数年にない好調を維持している(数字はいずれもビデオリサーチ調べ、関東地区)。
24日には優良番組推進会議から最も優良なドラマにも選ばれている。今のところ、三谷氏の作戦勝ちのようだ。