フジ「いつ恋」月9最低も視界…敵はなでしこより日テレ
有村架純が主演を務めるフジテレビの月9ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」が不振にあえいでいる。2月29日放送の第7話は平均視聴率8.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。最低を記録した第5話の8.8%に続く、ふがいない数字だった。
これまでの全話平均視聴率は9.7%と1ケタ低迷。2014年に放送された月9ドラマ「極悪がんぼ」(フジテレビ系)が持つ全話平均9.9%、第10話の最低7.8%の“ワースト2冠”も視界に入っている。
29日の第7話は、12.5%(後半戦)を記録したなでしこのオーストラリア戦とバッティング。一部メディアに「いつ恋」の視聴率を食ったのではないかと指摘されているが、なでしこ以上の強敵は日本テレビかもしれない。
この日、裏で放送されたバラエティー番組「人生が変わる1分間の深イイ話」(日本テレビ系)は15.1%をマーク。2月15日も11.1%、2月1日は13.1%(人生が変わる1分間の深イイ話×しゃべくり007合体SP)と好調を保ち、月9の視聴率を食っているのだ。