ゴルフにハマり早大辞す あの大槻教授エージシュート連発
79歳でエージシューターとはスゴイ! 実に若々しいのは、ゴルフのおかげか。
「まあ……すぐ死ぬ兆候はないものの、多少、高血圧だったりして、年相応にあちこちイカレていますよ」
■月刊誌の編集長も
ゴルフ以外は何をしているのか。
「実は先ほど話した『パリティ』はワタシが作った月刊誌で、今も編集長を続け、毎号、コラムを書いてます。今年で30周年。8000部出してる。ワタシのことを物理学者だと知らずに、テレビでしゃべっていた宇宙人バカとかと同列に思ってる人もいるんですよね。冗談言っちゃいけません」
そりゃ失礼だ。
「あとは東日本太陽光発電協会の活動です。この2月にNPO法人を設立する総会を開き、理事長に就きました。物理学者としては、研究成果を人類のために利用したい、と思うのは当たり前。原子力エネルギーもその成果のひとつ。でも、チェルノブイリや福島原発事故が起こり、原発はあまりに犠牲が大きいことがわかった。で、性能のいい太陽光パネルの開発援助や設置支援をやっていきます。放射能汚染のせいで放置された遊休地の半分を有効活用し、太陽光発電に使っただけで、福島の原発6基分の電力は発電できますよ」