眩しさが癒し? 芸能界で“薄毛・ハゲ芸人”黄金時代のナゼ
ハゲネタといえば、古くは「海原はるか・かなた」や江頭2:50などもいたが、なぜ今ブームになりつつあるのか。芸能リポーターの川内天子氏はこう分析する。
■カギは母性本能と…
「いくら芸人でも以前はハゲや薄毛に対してはマイナスイメージが強すぎた。ネタの場合でもハゲはコンプレックス扱いでした。ところが、最近はナダルや(トレエン)斎藤さんのようにハゲをポジティブに捉える芸人が出てきた。彼らのツルツルの頭は、ゆるキャラや赤ちゃんのようなかわいらしさがあるので、母性本能をくすぐる。ギラギラした男性ホルモンの象徴としてのハゲではなく、中性的でマスコットのようでもある。昔のハゲとは一線を画しています。この傾向は、ハゲや薄毛を隠したい一般の人にとっても良い流れでしょう。社会全体のハゲに対するイメージアップにもつながっていると感じます」
ハゲがコンプレックスの時代はもう終わりなのかもしれない。