食事取らず11時間…高橋尚子は「パチンコ依存症」なのか
Qちゃんに関してはひと安心だが、厚生労働省の2014年の調査によると、やめたくてもやめられないギャンブル依存症(病的賭博)の疑いがある成人は、推計で全体の4・8%、つまり20人に1人だから、他人事ではない。男女別では男性8・7%、女性1・8%だ。臨床心理士の矢幡洋氏は「あくまで一般論ですが」とこう言う。
「一流のアスリートのように、勝つか負けるかという刺激の強い非日常的な世界で生きていると、ありきたりな日常に耐えられなくなる。ハラハラドキドキするような刺激を求め、ギャンブルにのめり込んでしまうことは十分考えられます。サラリーマンにも当てはまる話で、仕事の中身より、仕事が取れるか取れないかといったスリルを楽しむタイプは、ハマりやすいといえるでしょう」
先に待っているのは、借金で首が回らなくなって離婚か、はたまた会社をクビ……破滅だ。