「原点返れ」の声…視聴率40%でも最低だった紅白の惨状

公開日: 更新日:

 やはり、この人の目は節穴なのだろう。NHKの籾井勝人会長が4日、年頭あいさつで、平均視聴率が40%台に回復した昨年の紅白歌合戦について「『今年の紅白は面白いぞ』ということが伝わった結果」と分析してみせたのだ。冗談も休み休み言ってほしい。今回の紅白はトンデモない内容だったと各方面で酷評されている。

 目玉だったSMAPも引っ張るだけ引っ張ったが、結局は出場せず。和田アキ子ら大物が相次いで落選したことで“重厚感”がなくなった上、出場46組以外のサプライズ出演もなかった。目立ったのは、冒頭から最後まで出演したタモリマツコ・デラックスの“意味不明な”夫婦コントだけ。正直、見るに堪えないものだった。

「SMAPのために空けていた“15分間の枠”が、MCや企画など歌以外に充てられたのですが、全体的に間延びしてしまった。制作サイドは出演者の“アドリブ”を歓迎するとしていましたが、司会の嵐・相葉雅紀有村架純の2人では経験が浅すぎて、うまい“切り返し”もできず。総合司会の武田真一アナも地味。やはり、有働由美子アナのような“華”のある人を起用すべきでしたという声しきりです」(NHK関係者)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動