ドリフ最後の“全員集合”か 12年ぶり共演で露呈した老い
「これが見納めか」という声も聞こえている。ザ・ドリフターズの面々が12年ぶりに顔を揃え、特番収録を行った。フジテレビ系お笑い番組「志村けんのだいじょうぶだぁスペシャル」(15日放送)に“全員集合”したのだが、このコント収録で図らずも露呈したのは、衰えや病気を抱えるシニアの顔であった。
「最年少が志村けんの67歳ですからね。その志村も昨年は肺炎で緊急入院して、座長公演が休演になったりして、健康不安をいわれて久しい。74歳の加藤茶は11年前に急性大動脈解離で大手術を受けた後、パーキンソン症候群という病名もTVで打ち明けている。83歳の高木ブーも持病の膝痛に人工関節を入れて頑張っていますが、歩くのも困難で杖をついていたり、ヨボヨボという印象をぬぐえない。唯一、元気なのが仲本工事。若い後妻と得意の体操のおかげか健康を保っているが、それも75歳ですからね……」(芸能リポーター)
■あとは志村の“嫁取り”くらい?
こうした状況だからこそ、ドリフ健在の姿をお茶の間に見てもらおうという思いがメンバーや関係者、スタッフにあったのだろう。収録では、04年に亡くなったリーダー・いかりや長介在りし日のコント「寝台車」などを楽しそうにやって、息の合ったところを見せたらしい。