ロケ地に災い次々 「ブラタモリの呪いか…」と視聴者騒然
大分県別府市の遊園地「別府ラクテンチ」で4日に起こった消毒液の取り違え事故。複数の客の手や顔が赤くなるなどの被害が出たが、ニュースで一報が流れた7日以降、「ブラタモリのロケ地でまた……」とネットを中心に驚きの声が広がっている。
「ブラタモリ」は、タモリ(71)がロケ班を引き連れ全国の景勝地や都市を巡る紀行番組で、同遊園地は2月11日の別府市の回で紹介されたばかり。その矢先の事故となったが、同番組のロケ地はこれまでも放送後に天災や人災が起こり、“ブラタモリの呪い”なんて声まで飛び交っている。
取りざたされている例をざっと紹介すると、2015年6月の「川越編」放送翌日に旧市街の一角で火災が発生し、木造建築物11棟が焼失。「博多編」が放送された翌16年11月にJR博多駅前で大規模な陥没事故。さらに、16年3月~4月の「熊本編」放送直後、4月14日に熊本地震が発生……といった具合だ。
博多編については、タモリが福岡市の地盤について「砂だから弱い」と番組中に発言していたため、<タモリの予言だった>とする声も上がっているが、今回の事故で再び<ブラタモリのロケが行われたせいで…>なんて書き込みが相次いでいる。
もっとも、同番組は09年のレギュラー化後、100カ所以上でロケを行っている。その地で偶然何かが起きたとしても不思議ではなく、タモリと番組にしてみればとんだトバッチリだろう。