手越は号泣も…ジャニーズに素行不良タレント相次ぐ背景

公開日: 更新日:

ジャニー喜多川社長とメリー副社長が権勢を振るっていた頃のように、上から目線でタレントたちを指導できていないのは確かですね。ご高齢のジャニーさん、メリーさんに、もう最前線に立つパワーはないし、何か言ったところで、10~30代のタレントたちにはひいじいさんやひいばあさんに見えてしまい、睨みが利かない。かといって次期社長のジュリー副社長は前面に立つタイプじゃない。担当分けを細分化させた現体制では、マネジャーひとりでタレントたちをコントロールするのは土台無理な話です。田中聖が事務所の禁じる入れ墨をバンバン入れていたように、何を言っても好き勝手にやるタレントに頭を抱えているというのが実情でしょう。今の若いタレントたちは、はっきり言って、昔より事務所や芸能界をナメてますよ」

 となると、手越らの反省も表向きで、腹の底ではソッポを向いて笑っている可能性はある。古参の芸能マネジャーはこう言う。

ジャニーズに限らず、タレントが女に手を出したり、酒を飲んだりするのは今にはじまったことじゃありません。最近のスキャンダル続出の背景にはツイッターなどSNSで簡単に暴露できてしまうことがあり、そうそう闇に葬れなくなっているのです。たとえばタニマチやスポンサーの会合に呼ばれ、『お持ち帰り要員』のようなプロのホステスであっても手を出さないよう、タレントには注意しています。未成年や美人局でなかったとしても、ツーショットやベッドでの画像は簡単に撮れるし、撮れたのだからカネを要求しようという行動に出られるケースもある。脅されてからでは後の祭りですからね」

 こういう連中にコンプライアンス順守を求めるのは八百屋で魚。痛い目に遭うまでわからないのだろう。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  2. 2

    人事局付に異動して2週間…中居正広問題の“キーマン”フジテレビ元編成幹部A氏は今どこで何を?

  3. 3

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  4. 4

    中居正広氏&フジテレビ問題で残された疑問…文春記事に登場する「別の男性タレント」は誰なのか?

  5. 5

    TV復帰がなくなった松本人志 “出演休止中”番組の運命は…終了しそうなのは3つか?

  1. 6

    "日枝案件"木村拓哉主演「教場 劇場版」どうなる? 演者もロケ地も難航中でも"鶴の一声"でGo!

  2. 7

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  3. 8

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」

  4. 9

    ビートたけし「俺なんか悪いことばっかりしたけど…」 松本人志&中居正広に語っていた自身の“引き際”

  5. 10

    フジテレビを襲う「女子アナ大流出」の危機…年収減やイメージ悪化でせっせとフリー転身画策

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…